テクノロジー調達における労働と人権の影響に対処するための購入者ガイド

2021年4月27日

グローバル・エレクトロニクス・カウンシルは、過去1年間にわたり、著名なステークホルダーの方々と厳しいワークショップを開催し、「技術調達における労働と人権の影響に対処するための購入者ガイド」を改訂してきましたが、この改訂版を正式に発表できることを大変嬉しく思います。

本ガイドは、2017年末に発行されたオリジナルのガイドを更新したものです。GECは、世界中の機関購買者がGECに接触し、調達するテクノロジー製品が社会的に責任ある方法で製造されていることを保証する上での課題を共有したことにより、本ガイドの開発を促されました。また、テクノロジー企業も、労働や人権に関連する調達に関する質問の増加に対応することに不満を感じていました。そこで、GECは、技術系企業が理解しやすい労働・人権に関する簡潔な質問を購入者に提供し、技術系企業が購入者に提供できる信頼できる裏付け資料を特定することで、両者の懸念に対応するガイドを作成しました。

今回のガイド改訂の目的は、オリジナルのガイドの簡潔で実用的な性格を維持すると同時に、負の労働問題や人権問題への対処に関するベンダーのパフォーマンスをよりよく評価できるよう、追加の質問や補足文書の例を求める購入者の要望に応えることです。